つけ麺大好きな僕ですが、つけ麺って味が濃かったり、濃厚だったりする故に、どうしても最後の方は飽きてくるんですよ。
しかし!今回伺った麺屋永吉は初めて最後まで飽きなかったんです。
そんなつけめんを紹介します。
麺屋永吉 花鳥風月
東西線の葛西駅の近くには、たくさんラーメン屋がありますが、その中で今回選んだのがこの店です。
駅から北上すること約5分、環七から一本入った静かな場所にあります。
店内はカウンターがメインで、奥の方に半個室になっている席がありました。
このお店の名物は、「咖哩つけめん」。注文率70%!
残ったつけ汁をご飯にかけて食べたらうまそうだなあと思いつつも、今回は特製つけめんにすることに。
1140円と若干お高めですね。
席につくと、メニュー表と一緒に置いてあった説明書きが目につきます。
ラーメン屋に良くある、「当店のラーメンのこだわり」だの「食べ方」だの、おれの言うことを聞け!とも感じる一方的な説明書きは、あんまり好きではありません。
が、この説明書きは、そんなに嫌な感じはしませんでした。接客が丁寧だったからかもしれません。
期待が膨らみます。(期待値があがったので、がっかりしないか心配でしたが)
特製つけめん(1140円)+ 大盛(100円)
相当待たされることを覚悟していましたが、混んでいなかったからか10分程で出てきました。
かなり大振りで厚めのチャーシューが3枚!
説明書きにあったとおり、美しくきれいに盛り付けられたトッピングたち。
つけ汁はサラサラしていて、スパイスのいい香りがします。
麺は平打ちで、お箸で掴みづらいぐらいツルツルでキラキラしてました。
ツルツルな麺と、サラサラのつけ汁、これは汁が麺にあまり絡まず、味が薄く感じるパターンだな、、、と思いましたが、しっかり味がしました。
甘めのつけ汁ですが、後からスパイシーな香りが鼻から抜けるとともに、すこし辛味を感じます。
1口目は、まあこんなもんか、と思ったんですが、食べているうちにどんどん旨味を感じていきます。
つけ麺の場合は大抵、麺の水分でつけ汁が薄くなって、さらに舌が慣れてくるのも相まって、最後の方は味が薄く感じますよね。
でもこのつけめんは、最後までしっかり味がするし、スパイスの複雑な香りが毎回口に入れる度に感じられました。
麺も見た目通りの美味しさ。いやぁうまいなあ・・・。
チャーシューは脂身が多かったので、少しくどくはありましたが、柔らかくて美味しい。
丁寧に盛り付けれたメンマ、これが結構辛かったですが、アクセントにとても良いです。
いつも、つけ麺を食べるときは途中で調味料を入れて味を変えますが、このつけ麺は最後までそのまま食べても全く飽きませんでした。
こんなことは初めてです!
食べ終わって帰るとき、ママと呼んでも違和感がないような艶やかな店員さんが、厨房から出て、ドアを開けて、外まで見送って下さいました。ラーメン屋でこんな丁寧な接客は初めてです。
美味しいラーメンはもちろん、こういう気遣いもリピーターを増やしているんでしょうね。
また来たいです。
まとめ
スパイスが香る、ちょっと辛めのつけ麺は、最後まで飽きずに食べられます。出てくるまでに時間がかかるみたいなので、時間に余裕があるときにはぜひ。